王族の世界を考えてみる。

貴族とか王族の考え方がさっぱりわからない庶民の自分です。

ポーズって、難しい。階段とか難易度の高いものを選ぶんじゃなかった。

時報王国のことを考えるとどうしても
中世の貴族同士の駆け引きとか陰謀とかエロとかどうにもどんよりとしたことしか想像出来ません。

とはいえ、そんなにヨーロッパ文化に詳しくないです。

イメージとしてある漫画と言ったら、
ベルサイユのばらとかその頃の少女漫画を中心に影響を受けてます。

後は、タイトルとか全く思い出せませんがとても記憶に残っている少女漫画があります。





田舎の貴族の跳ねっ返りのお嬢さんが飄々とした貴族の若君と結婚する話。

お嬢さんは最初こそうまくやっていけるか不安だったものの
仲良くなって、ようやくいい夫婦になれると思った矢先。

若君は、貴族の陰謀により東方に船を出しどえらい出張に。
しかもその道中で、船の難破。

悲しむお嬢さん。しかも、早々から未亡人。
さらに、確か貴族の陰謀とかの余波でスッカラカンの文無しにまで落ちぶれたような。


だ・け・ど！
小間使いとして近所に住んでいたお馴染みの青年が未亡人のお嬢さんを嫁として迎えてくれたのです。

だが、青年も貴族ではないので
二人で街の一角で食堂を営み生計を立てていたはず。

貴族から庶民の人生を歩む。
青年夫婦からはお子さんを期待されるが、未だ子供には恵まれず。

そんな中、農民一揆が盛んになる。
当然、食堂からも一気の打ち合わせとか会議としても使われるように。

「私もできる」って張り切るお嬢さんだったけど、
「元が貴族じゃん！」って爪弾きに。更に、警察あたりにも弾圧されてどっちからも居場所を失うお嬢さん。


一人ぼっちになりかけた頃
お偉い貴族の病弱そうなクールな男性に拾われて妻に。

華やか貴族の社交界デビューを元庶民からはたす。
庶民から貴族社会のサロンなどに慣れ始めると、今度は可愛いねってことで王の目に留まる。
しかも、旦那に君の嫁さん私にくれない？とかいってみたり。

おかげで、お嬢さん危うく王と過ちを犯しそーになる。
お嬢さんの勝気な性格がね、そうはさせなかったようで。
殴り引っ掻いて逃亡！権力に屈しない！激しいぜ✩お嬢さん。

が、しかし。
そんなことをしたので、旦那が早々に罪で処刑とか何とか。

お嬢さんがオロオロする中、今度は王家の家族が賊の人質に！？
一体全体どういうことだって、大騒ぎ。

旦那の処刑の罪は、この騒動を綺麗に収めたら考えなおしてもいいよって王が言ったり言わなかったり。


そこで旦那頑張った。
あっという間に賊を退治！

と、思いきや

なんとその賊というのは、最初に難破して行方不明になったという若君でした。

で、王家の人質は開放してもいいよ？
ただし、お嬢さんをこっちによこしたらね。

ということで、お嬢さんは最初の若君のもとに。


そして、若君は故郷の地を二度と踏むことはできないと王に釘を打たれたので
アメリカという道なる新大陸へお嬢さんと賊の仲間とともに旅立ったのでした。





と、いうお話。
だいぶ端折ってます。

なんでだろう。１、２回しか読んでないのに頭に残ってます。


お借りしたもの。
ヒバナ http://hibana.rgr.jp/
http://fav.me/d5iqgxy



タイトルもアマリリスとかそんな感じの人の名前だったような気がします。
（ググっても出てこないのでタイトル全く違うようです。）
小説が原作みたいですね。

なんにしても濃いです。


ヒロインのお嬢さんなんかどんだけ結婚繰り返してんだよって感じです。
そこがまた、いいですよね。

いやぁもうね。このお嬢さんがカワイイのなんのって。
好きだなぁ。

おかげで王家とか貴族とか考えるとこんなかんじイメージが付きまといます。


時報くんと時報ちゃんもそんな王家なのかなぁ？とつい、ね。
出来れば、誰かこのひっどいイメージを払拭してください。



たぶんね、時報くんのイメージはこの飄々とした若君から影響を受けてる気がします。
社交界の裏側のどんよりとした部分を上手いこと受け流して明るく生きていくには
ニュルンとした噛みごたえの無さとか必要だと思うの。

特に明るく笑い飛ばして生きていこうと思ったら。
なんて。そんなイメージが有るだけなんです。



時報ちゃんは、社交界デビューしたら女性陣とうまくやっていくまで苦労しそう。
男性陣とは、うまく切り抜けないとウンチャラ兄弟になってどんどん増えていきそう。

という想像しか出来ません。
我が家では、時報ちゃん人気すぎて親父の代にも付け狙われるほどだからね。
早く逃げて。時報ちゃん。
そうしないと、薄い本が　ｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ。


どうしてこう、王家とか聞いても綺麗なイメージ湧いてこないんだろう。
悲しいです。