見つける。

探してきたよ。

何をですか？





時報くん似の子を探そう大さーーくせん！

諦めてなかったのね。





じゃじゃん！見つけてきました！！

どやぁ！

あ、ほんと。なんか似てるね。

なっ・・・。





でしょでしょ。

髪の色とか服装全然違うけど、髪が・・・

ミクさんっ！それ以上は言わないでください。

時報兄・・・？





よっし！今日も雰囲気似せて一枚とってみよっか時報くん♪

取りません！絶対にダメです。貴方わかっててしているでしょう！
お断りです。

時報兄。いったいどうしたの？





ﾁｪ｡バレたか。　この絵を書いてらっしゃるのは「ぎん太」様。

そう、時報ちゃんプロジェクトのキャラクターデザインを担当された方だよ。

え、えぇぇええ！？

ミクさん。似ていて、当然なんです。





いっやぁ。キャラデザを知れば、時報くんのこともっと分かるかと思ったら遠い親戚みっけちゃって。

こんな顔もするのね！って、テンション上がった。


ちなみに、こちらのユーサーさん。
王族で、魔王軍に落ちているというだいぶ性格がひねた方らしいです。
ぶっきらぼうな方かとおもいきや、毒舌だけど敬語キャラらしい。

つまり、暗黒面に落ちた時・・・。

いい加減にしてくださいッ。

私がお世話になった場所もスタッフももうないんです。
私が迷惑をかける訳には行きません。

もう少し考えてください。





うっ・・・。ごめんよ。

わかってくれましたか。





うん。じゃぁ、本屋行ってくるよ。

本屋？





うん。「魔王殺しと偽りの勇者」を買うてくるよ。じゃぁねー。

あの人の考えることはよくわかりません。

なんか・・・、いいなぁ。

何がですか？

だってさ、時報兄すっごい気に入られててさ・・・。

何を言ってるんですか。あの人の気に入りがたまたま私だっただけで
ミクさんを気に入ってる方は御万といるのですよ。

元気を出してください。

そう、かなぁ。うん。時報兄、ありがと。